マンション管理組合における会計業務は、管理組合運営の中で極めて重要な業務です。そして会計業務の適正性を保つためには、自主管理（自力管理）のマンションでは、実際に会計業務を担当している者だけでなく業務を監督する立場の者も管理組合会計に関する知識を心得ておく必要があります。また管理会社等に業務委託している場合でも、管理組合側も管理組合会計に関する知識を少なからず心得ておくことが望まれます。
そこで、当センターでは、当センター内にマンション管理組合会計研究会（代表 吉岡順子公認会計士）を設け、管理組合における会計業務につい て具体的な会計処理方法に主眼を置いてその仕組みを解説した「マンション管理組合会計の手引き〜基本から仕訳を中心にして〜」を作成し発刊いた しました。今回は、平成28年3月のマンション標準管理規約改正を受け改正内容に関連した項目を見直し改訂いたしました。
管理組合の役員等の皆さまに参考資料としてご活用いただき、管理組合運営の適正化の一助になれば幸甚です。
